医薬品とプロポリス

喉が痛いときに薬ではなくプロポリス用いることについて、民間療法や「おばあちゃんの知恵袋」的な位置づけで考える人も多いのですが、プロポリスは、実はドイツ、ブラジル、東ヨーロッパなどでは「医薬品」として使用されています。
日本ではあくまでも健康食品の一部の扱いになっています。
医薬品のように効能効果を記載できませんが、プロポリスを飲み続けている人たちは「風邪に効く」と強く主張します。

古くは抗生物質や麻酔、防腐剤として使われていた時代もありました。
先人たちが目を付けたのが巣の内部の状態です。

雨風に吹きさらされているように見える蜂の巣ですが、驚くことに内部は無菌状態で保たれています。
自分たちの大事な幼虫が、侵入してきた細菌によって病気にならないようにしていたんだと言います。
蜂自身が天然の優れた抗生物質を生み出していたといっても過言ではありません。

この力を私たちの健康作りにも役立てることができないか、今でも研究は続いています。
日本で売られているプロポリス
は、ずいぶん海外のものばかり見かける気がしますが、実は日本生まれの蜂には作り出せない成分があるからなんです。
健康に有効とされているユーカリから蜜を集めてくる蜂がいることが重要なのですが、そもそも日本ではあまりユーカリが自生していません。

そのため、南米のブラジルやオーストラリアではユーカリがたくさん自生しているので、このあたりに住む蜂は健康に有効なユーカリの成分を含んだプロポリスを生み出すことができるんです。
フラボノイド物質、ビタミン類、ミネラルなどが多数豊富に含まれています。

健康づくりだけでなく強壮剤としての使用や美容にも効果的。
若返り作用と言われる胸腺のホルモン分泌を促したり、肌細胞の生まれ変わりをサポートします。
また精神安定作用も認められているというから、プロポリスの万能性には驚かせられます。
インフルエンザ予防にもプロポリスが効果的なのです。

こんなにすごいプロポリスを作ることができるのは蜂だけです。
高く売れることもあり、一部の国では蜜蜂が休む間もなく働くように覚せい剤物質を噴射して、ずっと蜜を集めさせていることもあるそうです。
まさに強制労働させられている状態です。蜜蜂が錯乱してしまい、ユーカリとニオイが似ているペンキを吸って巣に持ち帰ることもあるようで、プロポリスに溶け込んでいる可能性もあります。
きちんとした環境で安全に蜂を飼育しているところで作られたプロポリスを選びたいですから、どんな製品をチョイスするのかとても重要です。
また、プロポリスはケガや殺菌に最適なのです。